平均210点台…?信太中1・2学期期末テストを本気で読み解いてみた
今回は、信太中学校1年生・2学期期末テストのお話です。
結果の紙を見たとき、正直に言うと「これはなかなか厳しいな…」と感じました。 というのも、5教科すべての学校平均が50点未満、5教科合計の平均も210.4点しかなかったからです。
とはいえ、ここで「うちの子ヤバい…」で終わってしまうと、せっかくのテストがもったいないですよね。 この記事では、
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テストがどれくらい難しかったのか
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その中でお子さんの点数をどう評価すればいいのか
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今後どこを意識して勉強していけばいいのか
を、塾の立場からじっくりお伝えしていきます。
まずは数字で整理してみる
塾と学校の平均を並べると、こんな感じになっています。
教科塾平均学校平均平均差国語45.036.4+8.6社会56.948.4+8.5数学45.433.8+11.6理科47.343.6+3.7英語64.448.2+16.25教科計259.1210.4****+48.7
パッと見ると「塾生はよく頑張ったんだな」というのは分かりますが、数字の怖さはここからです。
国語・数学は“テストとして機能していないレベル”の平均点
国語:36.4点という現実
国語の度数分布を見ると、50点未満のゾーンに生徒がギュッと固まっているのが分かります。 50点台はかろうじて10人強、60点以上は一桁。

ここまで偏っていると、もはや「読めたかどうか」という以前に、 問題そのものが難しすぎた可能性が高いです。
たとえば、本文が長くて時間が足りなかったり、語句・文法が細かすぎたり。 「国語力」ではなく「処理スピード」の勝負になってしまうと、平均は一気に下がります。
数学:33.8点・20点未満が約3割
数学はさらに厳しく、20点未満が40人以上。 学年130人だとすると、約3人に1人が20点に届いていない計算です。

一方で、50点以上は30人ほど。 ということは、50点取れているだけで上位25%に入っているということになります。
ここが今回一番お伝えしたいポイントで、 「50点しか取れなかった」 ではなく 「50点“も”取れている」
と見てあげないと、実態に合わない評価になってしまいます。
社会・英語・理科は「努力が結果に出やすい」構成
社会48.4点、英語48.2点、理科43.6点。 こちらも決して易しい平均ではありませんが、国語・数学に比べると、
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基本問題をしっかり取れているか
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用語・文法の暗記が仕上がっているか
が得点差として表れやすいテストでした。
特に英語は、塾平均が64.4点と学校平均より16点以上上がっています。 これは、普段から
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単語テスト
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文法の小テスト
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リスニング対策
を積み重ねてきた成果が、そのまま数字に出た形です。
「平均点+何点か」で見ないと、子どもの頑張りが見えない
ここまで読んでいただくと、
今回のテストは、そもそもの土台(問題の難易度設定)がかなり高かった
ということが分かっていただけたと思います。
ですので、今回の評価軸は
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点数そのものではなく
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平均点より何点上にいるか
で見ていただくのが大事になります。
例えば…
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国語:36.4点が平均なので、50点なら平均+約15点 → 十分によくできている
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数学:33.8点が平均なので、50点なら上位25% → 学年の中でもしっかり戦えている
なのに、答案だけを見て「50点か…」とため息をついてしまうのは、本人からしたらたまったものではありません。
「平均30点台のテストで50点取った」 これは、普段の70点〜80点に匹敵する価値のある得点だと、私は考えています。
原因は“子どもたちの努力不足”ではない
もちろん、勉強時間が足りなかったり、提出物が不十分だったり…という反省点は一人ひとりにあります。 ただ、度数分布の形を見る限り、今回の大きな要因は
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授業の内容が十分に定着しきる前にテスト期間になった
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テストの難易度が、実際の学力分布とかみ合っていない
この2点が大きいと感じます。
塾での様子を見ていても、 「コツコツ宿題をこなして、授業中も一生懸命に考えている」 そんな子が多い学年です。 それでも学校平均がここまで低いということは、テストの難易度に問題があると言わざるを得ません。
塾としてここから何をしていくか
とはいえ、「テストが悪い」で話を終わらせてしまっては前に進めません。 啓学館ゼミナールでは、ここから
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今回できなかった単元の“やり直し”
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数学の文章題・比例/反比例・作図
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国語の記述・説明文の読み方 など
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冬期講習での総復習+大阪府チャレンジテスト対策
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1・2学期の内容をもう一度整理
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チャレンジテストの過去問演習で「出され方」に慣れる
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「平均点+何点か」で自分の位置を知る練習
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点数の数字だけで一喜一憂せず、冷静に自己分析できるようにする
この3本柱で進めていきます。
特に1月14日のチャレンジテスト(国数英)は、通知表の評定に直結する大事なテストです。 ここでしっかり点数を取れると、4・5の評価を狙いやすくなります。
保護者の方へのお願い
今回のテスト結果を見て、きっとご家庭でもいろいろな会話があったと思います。
もし可能であれば、 「点数」ではなく「平均点との差」と「前回からの伸び」 に注目してあげてください。
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「平均より10点上がってるやん、よく頑張ったね」
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「前より平均差が5点上がったね。今回は難しかったのにえらいよ」
こうした言葉が、次のテストへのエネルギーになります。
テストの点数はあくまで“道具”です。 お子さんの価値を決めるものではありませんし、 今回のようにテストの難易度で数字が大きくぶれることもあります。
塾としては、数字の裏側にある努力の量や理解の深さをこれからもしっかり見ていきたいと思っています。
次のチャレンジテスト、そして学年末テストに向けて、また一歩ずつ前進していきましょう。
